2012年7月25日水曜日

日本調剤の社長の年収は8億円?

日本調剤 平成24年3月期 有価証券報告書(PDF)
(36P参照)

業界では有名な話ですが、調剤薬局チェーン二位である日本調剤の社長は高給取りです。昨年度の役員報酬は6億5千万円とのことで、業界内のみならず、業界外からもずいぶん妬まれているようですね。

ただ、正確には社長の年収は6億5千万円ではありません。自社株も所有しているので当然配当もあります。役員報酬ばかりがクローズアップされていますが、こちらも見てみましょう。


日本調剤<3341> 社長の持株比率:29.2%
1株あたり配当額は昨年実績で70円。社長の持株数は2,340,000株。
つまり、年間配当額は163,800,000円

役員報酬と合わせると8億円を超えます。
こりゃ凄まじい。。。
さらに、持株の評価額は株価を3,000円とすると、7,020,000,000円。

もう桁を数えるだけでも大変ですね。




ちなみに日本調剤とは対照的に、薄給で有名なアインファーマシーズの社長はどうかな?

アインファーマシーズ<9627> 社長の持株比率:10.3%
1株あたり配当額は昨年実績で50円。社長の持株数は1,650,000株。
つまり、年間配当額は82,500,000円。

持株の評価額は株価を5,000円とすると、8,250,000,000円





「でもそんなこと言い始めたら他社の株式も所有しているだろうし、賃貸用不動産も所有していたらそれも計算に入れるのか?」という意見、ごもっとも。6億円にビビっている人をよく見かけるので、ちょっと盛ってみたかっただけです(笑)


ちなみに一般業界はこれの比ではありません。配当からの所得比率がもっと高く、額も遥かに上。

参考記事:
ファイナンシャルプランナーの楽天日記
個人大株主の受取配当金ランキング30