2012年8月27日月曜日

LINEのデメリット

LINE

無料通話アプリLINEのユーザー数が5000万人を突破したそうで、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。当ブログでも「VoIPアプリならLINE」と言わんばかりの勢いで推しています。

関連記事:スマホにしたら脱キャリアメール(と、脱通話料)

しかし、LINEにはデメリットもあります。メリットばかり見て後で「騙された」と言うのではなく、デメリットを見て「許容できるか」を考えましょう。


LINEのデメリットは大きくわけて3つ。

1.友達リストにいてほしくない人を削除できない


いきなりネガティブな内容ですが、これはけっこう深刻です。例えば元カレ元カノ、職場の上司、嫌いなあいつ。友達リストから削除したいところですが、なんと一度リストに載った人は削除不可能という仕様!

ブロックしたらどうなるのか?これはあくまで”自分の友達リストに表示しない”のと”相手からのメッセージが届かないようにする”だけ。

つまり、相手側の友達リストに貴方は表示され続けます。さらに、その人からメッセージが送られてきた場合「こいつずっと無視してやがる」と思われることに。いずれブロックがバレるでしょう。

選択肢は三つ。

我慢して友達リストはそのまま
気にせずブロックして知らんぷり
アドレス帳から友達リスト自動作成をしない

上二つは何の解決にもなっていないのでさておき、三つ目を実行する場合次へ。


2.友達リスト手動作成が面倒


まず、LINE登録時にアドレス帳を送信せず、ひとまず友達ゼロからスタート。(もし既にアドレス帳からの自動作成をしていれば、一度退会するしかありません。)

友達ゼロスタートした後のプライバシー設定については以下参照。
プライバシー管理でLINEをより快適に使う方法(公式)
ちゃんと設定しておかないと、せっかくゼロスタートしたのに勝手に増えるハメに。

設定終了後、周囲のLINEユーザーを手動で登録していくわけですが、これが非常に面倒。手段は実質的にID登録しかなく、メールなり何なりでお互いにIDを教えあい、手動で入力する必要があります。

”電話番号による紐付け&友達リスト自動作成”がLINE最大のメリットだったのに、これではSkypeなどと同じですね。ちなみに類似アプリのカカオトークでは、電話番号や名前で検索→登録できるようです。


3.メッセージの未読既読がバレバレ


送ったメッセージを、相手が既に読んだかまだ読んでいないかがわかってしまう仕様です。結果、「もう読んだはずなのに返事くれないなぁ」とやきもきすることに。そう思うのも思われるのも面倒ですよね。

ぼくはまちちゃん!
既読にしないで相手に知らせずLINEの未読メッセージを読む方法
http://d.hatena.ne.jp/Hamachiya2/20120607/line

こちらの記事で面白い試みをやっていますが、運営側からお叱りを受けたみたいです。全力で抵抗しているところがイイですね。



「個人情報満載のアドレス帳をいち企業に預けるなんて」とか言う人もいますが、それを言いだすとクラウドサービス全般が利用できなくなりますし、あまり気にする必要はないかと思います。

別段ホリエモンを支持するわけではないのですが、LINEに関しては彼の意見に激しく同意です。以下記事参照。

市況かぶ全力2階建
抜き取られて困る個人情報なんてないから平気、遅ればせながらLINEデビューしたホリエモンがLINE批判を百人斬り
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65741545.html

もちろん、運営元の企業体質に気をつけておくのは、他のクラウドサービスと同じです。なお、運営元のNHN Japanは韓国資本なので韓国嫌いの方にはオススメしません(笑)


以上のデメリットを踏まえた上で、利用するかどうか決めましょう。

関連記事:自分が許可した友達とだけLINEを使う方法