2012年3月12日月曜日

WiMAXユーザーは脱キャリアメールすべきか?

先日キャリアメール(@softbank.ne.jpなど)とサヨナラした私ですが、その理由は「WiMAXを使い始めるので3G通信を常時OFFにするため」です。OFFにしていないと、うっかりWiFiルーターの電池が切れたりWiMAXの圏外に行った場合、3G通信を使用して通信するため通信費がダブルでかかるorパケ死してしまいます。

WiMAXで通信費削減で書いた通りキャリアメールは3G通信がONでないと使えないので、かなり邪魔な存在というわけです。

そこで、WiMAXを使う場合本当にキャリアメール(以下MMS)とサヨナラする必要があるのか?を考察してみました。

の前に、MMSとかSMSって何?という人はこちら
softbank メールサービス
http://mb.softbank.jp/mb/iphone/service/mail/



まず、スマホユーザーとの連絡手段は言うまでもなくWebメールです。
(参考記事:私のスマホ活用法
さらに上級者はTwitterやFacebook、SkypeやLINEなどを使うでしょう。

問題はガラケーユーザーです。キャリアメールを使わない場合、ガラケーユーザーとの連絡手段は電話とSMSしかありません。
「え、SMSってsoftbank同士やau同士じゃないと使えないんじゃない?」という人もいるかと思いますが、実は2011年7月からキャリア問わず送受信可能になっています。あまり知られていないようですね。

「それならみんなSMS使えばいいんじゃない?」となりそうですが、そうもいきません。送信に約3円かかるからです。(受信は無料)
softbank [パケットし放題S]390円でどれぐらい利用できますか?
このFAQによると、全角250文字のMMS送信コストは約1円。70文字しか送信できないSMSが3円というのは、ちょっと高いですね。


つまり、コストだけを考えると
同キャリアのガラケーへはSMSを送信。
別キャリアのガラケーへはMMSを送信。
うーん、面倒くさい(笑)

手間を考えると、ガラケーの人とはキャリアを問わずMMSでやり取りするのが現実的かもしれません。パケット定額を完全にはずす人はさておき、多くの場合下限390円のパケット定額Sに加入すると思うので、390円分(MMS約300通分?)は使えるわけですし。写メ添付MMSやデコメを慎めばOK。

幸い、常時3G通信OFF状態でもMMSが届けば通知をしてくれる(私の環境での経験談。機種違いや他キャリアでもそうなのかは不明。)ようなので、送られたMMSに気付かず放置という事態は防げるかと思います。


ということで結論。

無理に脱MMSをする必要はない



ただ、将来的にキャリアメールは滅びると思います。TwitterのDMやSkypeのIM、さらにはSNSの1対多、多対多のコミュニケーションができるこの時代、”メール”の果たす役割は縮小傾向にあるのですから。

せめてWebメールと共存できれば生き残れたかもしれませんが、過去に業界全体としてスパム対策を怠ったため、PCからのメールを遮断する人が多数いるのでそれも無理でしょう。自業自得ですね。

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